【プロジェクトマネージャー100人アンケート第一弾】8割以上のプロジェクトマネージャーが仕事にストレスを抱えており、6割以上が「やばいプロジェクト」経験あり
プレスリリース
報道関係者各位
2021年10月28日
株式会社アジャイルウェア
【プロジェクトマネージャー100人アンケート第一弾】
8割以上のプロジェクトマネージャーが仕事にストレスを抱えており、6割以上が「やばいプロジェクト」経験あり
〜アジャイルウェアがプロジェクト管理に関する調査を実施〜
プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine(ライチレッドマイン)」を提供する株式会社アジャイルウェア(本社:大阪市中央区、代表取締役CEO:川端 光義)は、プロジェクトマネージャーを対象に「プロジェクト管理についてのアンケート」を実施し、100名から回答を得ました。
【調査結果 概要】
・8割以上のプロジェクトマネージャーが仕事にストレスを抱えている
・6割以上が「やばいプロジェクト」を経験している
・9割以上がプロジェクト開始前から「このプロジェクトはやばい」と感じたことがある
・プロジェクトの失敗・炎上の主な原因は「要求者側でつくるものが決まっていないままスタートした」「正しく要件定義ができてない」
・プロジェクト管理で重要視してることは「進捗管理」「要求者または開発者とのコミュニケーション」
・プロジェクト進行で一番困ることは「要求者側からの急な仕様変更」
・プロジェクトマネージャーに必要なスキルは「チームのマネジメントスキル」「コミュニケーションスキル」
※やばいプロジェクト:失敗したプロジェクト、炎上したプロジェクトのことなどを指します。
【調査結果 詳細】
■8割以上のプロジェクトマネージャーが仕事にストレスを抱えている
プロジェクトマネージャーの仕事をする上で、ストレスを抱えているか尋ねたところ、「とても抱えている」が43%、「やや抱えている」が41%と、8割以上のプロジェクトマネージャーが仕事にストレスを抱えていることがわかりました(n=100)。
とても抱えている:43%
やや抱えている:41%
あまり抱えていない:8%
全く抱えていない:8%
《ストレスの原因/一部抜粋》
・各部門の意思疎通がとれなく、日程が遅れること
・進捗スピードと納期
・スケジュール管理の手法が確立していない
・部下のスキルにばらつきがあり、目線合わせに時間がかかる
・品質が安定しないまま納期が近づき、精神的に辛い。クライアントのコントロールが難しい
・仕事に関する期待と重圧があり、日々苦労している
・ステークホルダーが多い場合の調整
・ルールを守らないスタッフ
・皆の目標感がなかなか合わない
■6割以上が「やばいプロジェクト」を経験している
やばいプロジェクトを経験したことがあるか尋ねたところ、「ある」が64%と、6割以上が経験したことがあることが明らかになりました(n=100)。
ある:64%
ない:36%
■9割以上がプロジェクト開始前から「このプロジェクトはやばい」と感じたことがある
プロジェクト開始前にやばいプロジェクトだとわかるかを尋ねたところ、「大体わかる」が39%、「多少わかる」が54%と、9割以上がスタート前からやばいと感じていることがわかりました(n=100)。
大体わかる:39%
多少わかる:54%
全くわからない:7%
■プロジェクトの失敗・炎上の主な原因は「要求者側でつくるものが決まっていないままスタートした」「正しく要件定義ができてない」
プロジェクトの失敗・炎上は、何が原因だと思うか尋ねたところ、「正しく要件定義ができてない」が59%で最も多く、「要求者側でつくるものが決まっていないままスタートした」が58%、「適切な要員を確保できない」が52%と続きました(n=100)。
正しく要件定義ができてない:59%
要求者側でつくるものが決まっていないままスタートした:58%
適切な要員を確保できない:52%
納期がおかしい:49%
進捗管理ができていない:44%
契約内容がおかしい:31%
委託先・外注先の問題(適切に納品されないなど):29%
品質が悪い(不具合が多くリリースできない):28%
《炎上したプロジェクトのエピソード / 一部抜粋》
・それぞれの担当者がきちんときまっておらず、みんなが人任せにした結果、気づいた時には納期に間に合わない日程になっていた
・海外の工場との連携がうまくいかなくて発注通りのものがあがらなかったので作り直しせざるを得ず、 納期に大幅に遅れが出た
・要件定義では既存製品をベースにシステム導入することに決まったが、顧客が現行システムに近いインターフェースがよいと手のひらを返してアドオン開発に急遽切り替えたが、スケジュールが破綻して炎上した
・命令系統が2つになり、どちらに従うのかが分からなくなった
・意思決定者が複数おり、内部調整にリソースをかけて本来業務への集中が出来なかったことがある。
・計画を独りよがりで決めたリーダーが2ヶ月でトンズラ
《炎上を乗り越えたエピソード/ 一部抜粋》
・間に合わない作業をしているときに、アイデアを出し合い作業効率を上げて乗り越えた
・外部連携の仕組みを外注したが受入テストにて品質の悪さや仕様漏れが発生、カットオーバーの時期 も近く外注先に改善を頼んでも間に合わないスピード感だったので、社内の有識者で内製対応し間に合わせることができた
・中間報告の前日に、大きな仕様変更が入った。朝までかかって、リカバリプランを作成した
・お客様確認の上納品したファイルに金額表示のミスがあったが、確認漏れでもある点を納得いただき、指示をいただく方法自体を交渉できた
・品質が悪くどの機能も動作しない状態から、ベースとなるサンプルを作り横展開して挽回
・技術でのりこえた
・納品1ヶ月前で試験中のプロジェクトに支援で参画したところ、品質が悪い状態から目を背けた状況で納品とともにクライアントから猛クレーム発生。急ぎリカバリー要員を急増し3ヶ月かけて立て直しを実施。最終的には、運用で大きなトラブルも発生しないような高品質成果物となり、長らくクライアント側で使っていただけるようになった。
・販売品の納品が遅延した事で急遽、事前予約制+ノベルティプレゼントで納期遅れ解消し結果完売。
・怖い客先に常駐し、信頼関係をきずいて乗り切った
■プロジェクト管理で重要視してることは「進捗管理」「要求者または開発者とのコミュニケーション」
プロジェクト管理で重要視してることを尋ねたところ、「要求者とのコミュニケーション」が71%、「開発者とのコミュニケーション」が60%と、コミュニケーションを重要視していることがわかる結果となりました(n=100)。
要求者とのコミュニケーション:71%
開発者とのコミュニケーション:60%
進捗管理(見える化):60%
品質管理:43%
チーム編成:42%
要件定義:42%
コスト管理:33%
■プロジェクト進行で一番困ることは「要求者側からの急な仕様変更」
プロジェクト進行で一番困ることを尋ねたところ、「要求者側からの急な仕様変更」が66%で最も多く、「開発側からの業務報告が不十分(進捗管理できない)」が41%、「委託先・外注先のコントロールがきかない」が34%と続きました(n=100)。
要求者側からの急な仕様変更:66%
開発側からの業務報告が不十分(進捗管理できない):41%
委託先・外注先のコントロールがきかない:34%
他のプロジェクトとの兼務:30%
■プロジェクトマネージャーに最も必要なスキルは「チームのマネジメントスキル」
プロジェクトマネージャーに必要なスキルはなんだと思うかを尋ねたところ、「チームのマネジメントスキル」が67%で最も多く、「コミュニケーションスキル」が62%、「問題解決スキル」と「交渉スキル」がともに47%と続きました(n=100)。
チームのマネジメントスキル:67%
コミュニケーションスキル:62%
交渉スキル:47%
問題解決スキル:47%
業務のマネジメントスキル:44%
【調査概要】
調査名称:プロジェクト管理についての調査
調査対象:プロジェクトマネージャー
調査方法: インターネット調査
調査日: 2021年10月21日
有効回答数:100件
■調査結果の引用時のお願い
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、出典元の表記をお願いします。
例:「『アジャイルウェア』の調査によると」「『アジャイルウェア』調べ」など
プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」について
〜テレワークに最適!小さなチームも大きなプロジェクトもマネジメントをもっと簡単に〜
シンプルなタスク管理から大規模なプロジェクト管理まで幅広く対応します。タスク・スケジュール・工数の見える化と管理、報告に使えるレポートの自動作成など、豊富な機能が特徴です。サービス導入企業は3,000社を突破。IT業界だけでなく、建築業や製造業など業種問わず幅広くご利用いただいています。
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■会社概要
会社名 :株式会社アジャイルウェア
本社 :大阪府大阪市中央区谷町1−3−12 天満橋リーフビル8F
代表者 :代表取締役CEO 川端光義
URL :https://agileware.jp/
Twitter :https://twitter.com/agileware_jp
事業内容:プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」の提供/議事録サービス「GIJI」の提供/WEBシステム開発
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社アジャイルウェア
担当者:光岡
MAIL: pr@agileware.jp