代表インタビューCEO INTERVIEW

スピード、品質、そして人を大切に
代表取締役CEO 川端 光義

川端 光義
まずは簡単に経歴を教えてください

1998年からソフトウェア開発エンジニアとしてのキャリアをスタートしました。2007年から会社の前身となるRubyの受託開発をスタート。2012年に株式会社アジャイルウェアを設立しました。
会社以外の活動としては、2004年に「バグがないプログラムのつくり方」を出版。ICSE2006でアジャイル開発の経験論文を発表したりしました。現在でもRedmine Japanの代表を務めたり、アジャイル開発やRedmine等のコミュニティへの参加を積極的に続けています。
趣味はゴルフとランニング、バドミントン。バドミントンは会社でサークルも作って、みんなで汗を流しています(笑)

事業を進める上で大切にしている事はありますか?

根底にあるのは「みんなをしあわせにしたい」という想いです。家族や友人はもちろん、一緒に働く仲間やお客様、自分の知り合いみんなにしあわせになってほしい。それが僕の公私ともの原動力になっています。

僕の場合は、フリーランスのエンジニアとして働いた経験から、IT業界全体をもっと良くしたい、エンジニアの満足度を上げて楽しく仕事ができるようにしたい、そしてお客様も社員もみんながちょっといいなと思える未来を作りたいという想いがありました。

そんな中で2002年にアジャイル開発に出会ったんです。「コレだ!」と思いましたね(笑)
自分の武器であるITによってより良い環境を作りたい、楽しんで仕事をしてしあわせを感じられるような人を増やしたい、と考えるようになり、「はたらく人々を楽にしたい」という現在のサービス群のコンセプトに繋がりました。

2014年からは自社開発のサービスとして、OSSのRedmine機能拡張プラグイン『Lychee Redmine』の提供を開始し、その後も会議のムダをなくすweb議事録サービス『GIJI』や多くの会社が抱える社員の運動不足とコミュニケーション不足を解消するサービス『KIWI GO』をリリースしました。

『KIWI GO』は、コロナ禍によるフルリモート化に伴って発生した、アジャイルウェア社員の運動不足を解消するために試行錯誤した知見を基にサービスを構築したんです。
お客様のしあわせは、社員のしあわせがないと生み出せないと考えています。

川端 光義
「一緒にはたらく仲間もしあわせになってほしい」というところに特に想いを感じました(笑)

熱い想いを持っているので、感じてもらえて嬉しいです(笑)
社名にも入っている「アジャイル」の礎である「アジャイルソフトウェア開発宣言」の原則の一つとして、「意欲に満ちた人々を集めてプロジェクトを構成します。環境と支援を与え仕事が無事終わるまで彼らを信頼します。」というものがあります。その原則にしたがって、最もパフォーマンスを発揮できる、「しあわせ」な状態にしたい、という想いがあるんです。

実際、オフィスではお菓子食べ放題制度を導入したり、昇降デスクや10万円を超えるハイスペックチェアを導入したりしています。
また、コロナ禍でフルリモートに切り替わってからは、光熱費手当やおやつ手当、環境改善手当、ワクチン接種特別休暇などの新しい制度も多数導入しました。
全ては「しあわせ」な状態で最高のパフォーマンスを発揮してほしい、という想いからです。

あと、コロナが落ち着いたタイミングで実際に自分が10日ほど九州でワーケーションをしてみたのですが、自然の中でゴルフや乗馬を楽しみながら仕事をすることで、いつもとは違う発想が生まれ、リフレッシュしながら仕事をすることができました。
ワーケーションは職種によっては向き/不向きがあると思うので、一概に制度化してしまうと不公平感が生まれる可能性はありますが、希望する社員には対応できるような環境を作っていきたいと思っています。
社員一人ひとり、大切にしたいものや人生の優先順位は違うはずです。趣味が一番の人、家族が一番の人、仕事が一番の人もいるかもしれません。それぞれ違っても、全員ができる限り働きやすい環境にしたい。

社員を大切にするという観点から、今後の会社方針などはありますか?

先日、税理士法人古田土会計が開発した、中小企業向けの格付け表である古田土式『社長の成績表®』にて、超優良企業として評価されました。
大企業向けにつくられた銀行の格付け表とは異なり、中小企業の経営を判断するのに重要な6つの観点から経営指標を元に数値化し、会社経営力が明確化できる指標です。
2021年度の経営成績として5点満点中4.7点を獲得したのですが、コツコツと取り組んでいた業務改善や働き方改革が目に見える形で評価してもらえ、とても嬉しいです。

今後もより利益を得ながら作業効率を上げて、社員の負荷を減らしながらも会社が成長できる仕組み作りを続けていきたいなと思っています。
業務の効率化によって少ない業務時間で効率的に仕事が完了できるようにする。それができるようになれば、休日日数を増やして週休3日制にする。その状況でも利益をどんどん上げられるような状態にして、社員の給料を上げる。そんな未来を描いています。

まだいつ実現できるか明確ではないですが、一緒にはたらくみんながいれば、早期に実現できるんじゃないかなと思っています。

最後に、このページを見た方へのメッセージをお願いします

このページを見ていただいたということは、当社への入社を考えたり、迷ったりされているんだと思います。
ぜひ、まずは一度アジャイルウェアの社員と話してみてください。
どんな人がどんな思いを持って働いているのか、雰囲気はどうなのか、仕事はどんな感じなのか・・・実際に話してみないと分からないことがたくさんあると思います。
面接だけではなく、面談やカジュアル会社説明会なども随時開催していますので、気軽に参加してみてください。

そして一緒に働くからには、幸せになってほしい。
そのために、常に公平公正な評価や環境整備を行い、心理的安全性を高める努力を行っています。もし足りないことがあれば指摘してください。会社をより良くするため、みんなの話を聞いて変わり続けることを約束します。

ぜひ一緒に、自分たちも含めたみんなのしあわせを、生み出して行きましょう!!